
「うっかり乾燥機にかけてしまった」「洗濯表示を見たら乾燥機禁止マークがあった」というのは、リカバリーウェアを使う人によくある悩みです。なぜ乾燥機がNGとされているのか、正しい乾燥方法とあわせて解説します。
リカバリーウェアが乾燥機NGとされる理由
リカバリーウェアの多くは、遠赤外線を輻射するナノプラチナやセラミックなどの鉱物成分を繊維に練り込む加工が施されています。乾燥機の高温にさらされると、この加工が劣化し、血行促進効果が本来より弱まってしまう可能性があります。また、強い回転と熱によって生地が縮んだり型崩れしたりしやすいことも、乾燥機が推奨されない理由のひとつです。多くのブランドの洗濯表示タグには、タンブル乾燥禁止のマークが記載されています。
乾燥機にかけてしまったときの影響
1回うっかり乾燥機にかけてしまった程度であれば、すぐに使えなくなるわけではありません。ただし、サイズが縮んだり、生地が硬くなったりする変化に気づいたら、それ以降は陰干しに切り替えることをおすすめします。繰り返し高温乾燥にかけ続けると、機能素材の劣化が進み、本来の効果を感じにくくなる可能性が高まります。
正しい乾燥方法
基本は風通しの良い場所での陰干しです。直射日光に長時間当てると、紫外線によって生地が傷んだり色あせたりすることがあるため、日陰で干すのが理想的です。形を整えてから干すことで、型崩れも防ぎやすくなります。部屋干しをする場合は、扇風機やサーキュレーターを併用すると乾きが早くなり、生乾きのにおいも防ぎやすくなります。
洗濯自体は問題ない
乾燥機はNGでも、洗濯機での洗濯自体は多くの製品で可能です。ただし、機能素材への負担を減らすために、洗濯ネットを使用する、他の衣類と一緒に強くこすり合わせない、柔軟剤の使用は控えめにするといった配慮をすると長持ちしやすくなります。洗濯方法や寿命についてさらに詳しくはこちらの記事もご覧ください。
ブランド別の乾燥機対応状況の目安
BAKUNEやVENEXなど遠赤外線・ナノプラチナ系の加工を全面に施したタイプは、乾燥機NGとしているケースが多く見られます。一方、ワークマンやニトリなど比較的シンプルな加工のプチプラ系ブランドでも、基本的には陰干しが推奨されています。乾燥機対応かどうかはブランドや商品によって差があるため、必ず個別の洗濯表示タグを確認するようにしましょう。
急いで乾かしたい場合は、脱水時間を長めに設定してから干すことで、乾燥時間を短縮できます。あわせて、風通しの良い部屋の窓際やベランダなど、空気の流れがある場所を選ぶと効率よく乾かせます。
乾燥機対応モデルもある
すべてのリカバリーウェアが乾燥機NGというわけではなく、一部には乾燥機に対応したモデルもあります。手入れのしやすさを重視する場合は、購入前に洗濯表示や商品ページで乾燥機使用可否を確認しておくと、日々のお手入れがぐっと楽になります。
よくある質問
Q. 乾燥機に1回かけただけで効果はなくなりますか?
1回程度であればすぐに効果がなくなるわけではありませんが、繰り返すと機能素材の劣化が進みやすくなります。以降は陰干しに切り替えましょう。
Q. コインランドリーの乾燥機も避けたほうがいいですか?
家庭用・業務用にかかわらず、高温での乾燥は生地や機能素材に負担がかかるため、避けるのが無難です。
Q. 部屋干しの生乾き臭が気になります。どうすればいいですか?
風通しを良くし、扇風機やサーキュレーターで風を当てながら干すと乾きが早まり、においも軽減できます。抗菌防臭加工がされた製品を選ぶのもひとつの方法です。
まとめ
リカバリーウェアの多くは、機能素材を守るために乾燥機の使用が推奨されていません。うっかりかけてしまっても慌てず、以降は陰干しに切り替えれば大きな問題にはなりにくいでしょう。洗濯表示を確認しながら、正しいお手入れで長く使い続けてください。